ふるさと納税は活用しない理由が無いくらいお得な制度です。実質2,000円でお肉やフルーツ、日用品までもらえるのでお金を貯めたい方やお得に生活したい方は必ずやりましょう!
この記事では初心者向けに基本知識から寄付上限額の計算方法、おすすめサイト、よくある質問について解説します。基本を理解していないと損する可能性があるので、なんとなくで利用している方も参考にしてくださいね!
ふるさと納税の基本知識
ふるさと納税は寄付すると実質2,000円で地方返礼品をもらえるお得な制度です。寄付する時に支払った金額ー2,000円が翌年の住民税(確定申告した場合は所得税と住民税)から引かれるので、実質2,000円でお肉や日用品など返礼品がもらえます。
ふるさと納税の流れ
- 寄付上限額を計算する
- 各サイトで返礼品を購入する
- ワンストップ特例の書類を郵送する
※6自治体以上の寄付または確定申告する方は使えません

手続きは簡単なので必ず活用しましょう!上限額の計算方法やおすすめサイトも紹介するので参考にしてくださいね。
【全3パターン】寄付上限額の計算方法
上限の計算方法は主に3パターンあります。細かく計算するには税金の知識が必要になるので大変ですが、より細かく上限額がわかります。初心者向けの簡単な方法からマニア向けの超細かい計算方法まで解説していきます!
①年収一覧表でおおまかに計算する
もっとも簡単なのは、年収一覧表を見ておおまかに計算する方法です。総務省のHPに記載された下表を見て、自分の年収と家族構成に該当する金額を確認すればOK。
例えば、年収500万円で独身なら61,000円、年収800万の夫婦なら120,000円です(ふるさと納税は年収ではなく所得で決まるため、家族構成によって金額が変わります)。





時間をかけずにサクッと計算したい方におすすめ!税金の知識もいらないので楽したい方に適しています。
②詳細シミュレーションで細かく計算する
もっと細かくシミュレーションしたい方は、各サイトのシミュレーションサイトを使うのがおすすめ。「ふるさと納税 詳細シミュレーション」と検索すると、楽天ふるさと納税やふるさとチョイスが出るので、好きなサイトを使いましょう。
例)年収500万円の会社員で奥さんが扶養内の場合


- 支払金額:年収の額面金額
- 給与所得控除:年収で決まる控除(参考:国税庁HP)
- 所得控除:基礎控除、配偶者控除など様々な控除の合計



細かく計算できますが、税金の知識が無いと正直難しいです。所得や控除を理解してから活用するのをおすすめします。
③課税所得から超細かく計算する
最後に紹介するのは超細かく計算したいこだわりの強いマニア向けの計算方法です。計算式は下記の通りです。
控除限度額の目安 =(課税所得金額 × 0.02)÷ 課税所得金額に対する係数 + 2,000円
まずは自分の課税所得を計算します。課税所得は額面年収から様々な所得控除を引いた金額です。
控除例
- 給与所得控除
- 基礎控除
- 配偶者控除
- 扶養控除
- 医療費控除
- 寄付金控除
- 小規模企業共済等掛金控除
例えば、国民全員が使える基礎控除、給与をもらっている会社員なら給与所得控除、配偶者が税法上の扶養内なら配偶者控除、両親や子供を扶養しているなら扶養控除、iDeCoなら小規模企業共済等掛け金控除が使えます。
次に課税所得に対応する係数を確認します。例えば、課税所得500万円なら0.69580です。
課税所得金額 | 課税所得に対する係数 |
---|---|
195万円以下 | 0.84895 |
~330万円以下 | 0.79790 |
~695万円以下 | 0.69580 |
~900万円以下 | 0.66517 |
~1,800万円以下 | 0.56307 |
~4,000万円以下 | 0.49160 |
4,000万円超 | 0.44055 |
最後に課税所得と係数を使って限度額の目安を計算します。
控除限度額の目安 =(課税所得金額 × 0.02)÷ 課税所得金額に対しての係数 + 2,000円
例えば、課税所得500万円、係数0.69580の場合は約14万5700円です。他の計算方法より高めの数字になるケースが多いです。



かなり細かく計算できますが、税金をかなり理解していないと正直使いこなせません。マニア向けなので、難しい方は①か②で計算しましょう。
【お得な買い方】どのサイトがいい?
おすすめは楽天ふるさと納税orさとふるです。他に買いたいものがあれば楽天マラソンを活用して約10%分のポイントを獲得できる楽天ふるさと納税、そうでなければ頻繁にキャンペーンを開催しているさとふるがおすすめ。
ただし、2025年10月からはポイント付与がなくなる予定です。ポイントがつかなくなれば、どこで買っても変わらなくなります。強いて言うなら、楽天マラソンの店舗数稼ぎに使えるくらいです。お得にふるさと納税したい方は必ず9月までに終わらせておきましょう!



返礼品は下記動画も参考にしてみてね!
申請方法は2パターン
ふるさと納税の申請はワンストップ特例と確定申告のいずれかです。ワンストップ特例が簡単ですが、使える人は限られているので注意してください。
ワンストップ特例を使える条件
- 寄付数が5自治体以内
- 確定申告しない
(会社員給料以外で20万以上稼いでいない、医療費控除を申請しない、住宅ローン控除の初年度ではないなど)



ワンストップ特例で申請しても確定申告したら上書きされるので、必ず確定申告でふるさと納税の控除申請を忘れずにしましょう。
よくある質問
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